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活動報告

REPORT

お知らせ

JAWHO設立記念シンポジウムのお知らせ

安心・安全な活動空間づくりを通じた持続可能な日本の実現をめざして

― 労働生産性向上に向けた空気環境のあり方とは ―

この度、当社団の設立記念シンポジウムを開催することとなりました。本シンポジウムは「安心・安全な活動空間づくりを通じた持続可能な日本の実現をめざして ― 労働生産性向上に向けた空気環境のあり方とは」をテーマに、専門家による基調講演及びパネル討論等を予定しております。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

概要

日時:2024年4月10日16時~18時
場所:参議院議員会館講堂
主催:一般社団法人日本空気と水の衛生推進機構(JAWHO)
後援:一般社団法人日本予防医学会、特定非営利活動法人 公共政策調査機構、共同ピーアール総合研究所
参加費:無料

開催目的及び趣旨

JAWHO設立を記念しての開催。人々を取り巻く「空気と水」に係る環境改善等への取り組みを通じ、安心・安全な活動空間の確保を実現することでその心身の健康増進に寄与するとともに、経済活動の生産性向上による共通価値創造の推進を図り、もって健全かつ持続可能な社会の構築に貢献することを目的に活動する団体として、まずは安心・安全な活動空間をいかにつくるか、をテーマに実施するもの。

課題意識

職場における労働生産性の向上を検討する場合、まず最も基本的な要件として働く人の安全・衛生の確保、次いでそのウエルビーイング(快適な職場)の増進がある。またこれらに関わる職場環境は、空気環境をはじめとする物理的な面、および心理・組織面など複数の要因から形成される。本シンポジウムでは、まず調査に基づいた労働生産性の実態とその決定要因等を紹介し、次いでこの4月から本格的に施行される化学物質管理の法改正を踏まえた空気環境面からの安全・衛生の確保の課題、更にわが国特有の労働生産性の大きな損失要因である花粉症の話題を取扱う。花粉症等のアレルギーの予防には空気の質の向上(清浄化等)が最も重要であるが、医療の専門家の一般的な議論は発症後の治療や症状緩和が中心となることがある。以上を通じ、事業者・労働者・関連専門家の問題意識を整理し、官民双方による総合的な取り組みに向けた議論を行う。

ご登壇

基調講演①
健康問題による生産性の低下-プレゼンティーイズムの概念と背景
森晃爾先生(公益社団法人日本産業衛生学会理事長、産業医科大学教授)
基調講演② 「労働環境における空気質の役割と新たな化学物質管理」
橋本晴男(当社団理事、元東京工業大学特任教授、橋本安全衛生コンサルタントオフィス所長)
基調講演③ 「花粉症と労働生産性」
岡野光博先生 国際医療福祉大学医学部教授

運営

池田健三郎 当社団理事長 経済評論家、政策アナリスト
大渕愛子 当社団理事 弁護士
斉藤慶子 当社団理事 俳優

申込期限:4月8日