Menu

ニュース

NEWS

運用報告

橋本理事が「安全衛生コンサルタント 」誌に寄稿しました

橋本晴男JAWHO理事は、「労働安全衛生コンサルタント」誌(発行:(一社)日本労働安全衛生コンサルタント会)、2024年10月20日号に化学物質管理に関する記事を寄稿しました。

■ 連載「化学物質管理とリスクアセスメント」-「第10回 リスクアセスメントに基づく健康診断」

■ 内容(要旨):
2024年4月から、化学物質管理を「自律的な管理」の方向に大きく転換するする主旨の法令改正が施行され、筆者はこれに関して連載形式で解説しています。今回はリスクアセスメントに基づく健康診断を取扱いました。
まず、基本的な「第3項健康診断」と「第4項健康診断」の違いを分かり易く示し、次いで、これらの特徴と留意点を解説しました。いずれの健康診断も、原則として「化学物質による健康リスクが高い場合(化学物質のばく露が基準値を超える恐れのある場合など)」に限り行うものであり、逆に見れば化学物質が適切に管理されている限りは行う必要がありません。したがって、従来の特別規則対象物質に関する「特殊健康診断」(物質を常時取扱う場合は実施の必要がある)とはその性格が大きく異なります。また、この円滑な実施の為に、リスクアセスメントを行う技術系職種(化学物質管理者など)と健康診断を行う医療職(産業医など)との間の協力とリスクコミュニケーションが非常に重要となります。