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活動報告

REPORT

お知らせ

橋本理事が第33回日本産業衛生学会全国協議会で講演しました

橋本晴男JAWHO理事は、10月28日(土)14時から山梨県民文化会館で開催された、公益社団法人日本産業衛生学会主催の第33回日本産業衛生学会全国協議会において、政策法制度委員会シンポジウム「小規模事業場へ産業保健サービスを提供するために」のシンポジストとして講演を行いました。
演題は「産業衛生技術職を事業場内外でどのように活用するか」で、産業医や衛生管理者の選任義務のない従業員50人未満の小規模製造業で、今後いかに労働者の安全衛生と作業環境の維持・向上を図るかについて論じました。ここでは、現在進められている化学物質管理に関する大規模な法改正を貴重な契機として、行政による小規模事業場の安全衛生担当者の継続教育の強化、産業保健総合支援センター等の公的機関による指導の活発化、外部の専門家、特に技術系専門家による事業場外からのコンサルティングの推進・定着などについて具体的な提言を行いました。
日本産業衛生学会は小規模事業場での作業環境の改善を継続的な重要テーマとしており、本シンポジウムでは、産業衛生技術職のほか産業医、産業看護職などからも活発な意見・提言が出され、学会として今後ともこの分野に積極的に取り組むことが確認されました。