橋本晴男JAWHO理事は、10月4日(金)に千葉県木更津市かずさアカデミアパークで開催された第34回日本産業衛生学会全国協議会において、メインシンポジウム兼4部会合同シンポジウム「人材育成と次世代へのつなぎ:若手部会員が語る各部会の将来」で座長を務めました。
今回の全国協議会のテーマは「一歩先の産業保健を切り拓け!~過去から未来への懸け橋に~」でした。これを受け、学会を構成する専門4部会(産業医、産業保健看護、産業衛生技術、産業歯科保健)の40代前後の若手の各代表から、各部会と専門職の未来について、特に人材育成に焦点を当てつつ思いきり語っていただきたくことを趣旨としました。各演者からは、これまで指導を受けた経験に基づく次の世代の育成方法のアイデア、保健師の専門性を生かした企業内コーディネーターとしての機能、地方で仲間が少ない中でいかに産業歯科保健を浸透させるか、および今後の産業保健教育におけるVR(バーチャルリアリティ)、AIやアニメーションの活用といった若手らしい意欲的な見解が示され、今後の活躍を予感させる新鮮な印象を与え好評でした。