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橋本理事が「安全衛生コンサルタント 」誌に寄稿しました

橋本晴男JAWHO理事は、「労働安全衛生コンサルタント」誌(発行:(一社)日本労働安全衛生コンサルタント会)、2024年10月20日号に化学物質管理に関する記事を寄稿しました。

■ 連載「化学物質管理とリスクアセスメント」-「第10回 リスクアセスメントに基づく健康診断」

■ 内容(要旨):
2024年4月から、化学物質管理を「自律的な管理」の方向に大きく転換するする主旨の法令改正が施行され、筆者はこれに関して連載形式で解説しています。今回はリスクアセスメントに基づく健康診断を取扱いました。
まず、基本的な「第3項健康診断」と「第4項健康診断」の違いを分かり易く示し、次いで、これらの特徴と留意点を解説しました。いずれの健康診断も、原則として「化学物質による健康リスクが高い場合(化学物質のばく露が基準値を超える恐れのある場合など)」に限り行うものであり、逆に見れば化学物質が適切に管理されている限りは行う必要がありません。したがって、従来の特別規則対象物質に関する「特殊健康診断」(物質を常時取扱う場合は実施の必要がある)とはその性格が大きく異なります。また、この円滑な実施の為に、リスクアセスメントを行う技術系職種(化学物質管理者など)と健康診断を行う医療職(産業医など)との間の協力とリスクコミュニケーションが非常に重要となります。

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橋本理事が第21回日本予防医学会学術総会で発表

2024年12月7日(土)~12月8日(日)に聖路加タワーで開催された第21回日本予防医学会学術総会にて、当社団理事の橋本が「能登半島地震の環境調査および避難所の実態と対策」の発表をしました。

● 学会名:第21回日本予防医学会学術総会
● 会 期:2024年12月7日(土)~8日(日)
● 会 場:聖路加タワー7階 株式会社新日本科学PPD 大会議室
● 演題:能登半島地震の環境調査および避難所の実態と対策
● 研究者:(一社)日本空気と水の衛生推進機構/橋本安全衛生コンサルタント合同会社 橋本晴男
     北里大学医学部衛生学 武藤剛
     金沢大学医薬保健研究城医学系衛生学・公衆衛生学 中村裕之/辻口博聖
     松本大学大学院健康科学研究科 原章規
● 発表者:(一社)日本空気と水の衛生推進機構 /橋本安全衛生コンサルタント合同会社 橋本晴男

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第1回 JAWHOセミナー を実施しました

この度、第1回JAWHOセミナー「大規模災害における避難者の健康と避難所環境について~令和6年能登半島地震を踏まえて~」を実施いたしました。多くの方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。

大規模災害における避難者の健康と避難所環境について
~令和6年能登半島地震を踏まえて~

日時:2024年11月27日(水)14時~15時
場所:オンライン
対象:全国自治体・地域防災に携わられている方向け
主催:一般社団法人日本空気と水の衛生推進機構(JAWHO)
後援:一般財団法人防災教育推進協会、特定非営利活動法人 公共政策調査機構

講演①『能登半島地震後の志賀町における避難者のこころと体の健康調査結果から見えた課題』

辻口博聖先生(金沢大学 医学系 衛生学・公衆衛生学 特任助教)

講演②『能登半島地震被災地の環境調査および避難所の実態と対策』

橋本晴男(当社団理事、元東京工業大学特任教授、橋本安全衛生コンサルタント合同会社社長)

セミナーディスカッション

特別ゲスト:吉村満様(石川県羽咋郡志賀町富来支所 支所長)
辻口博聖先生(金沢大学 医学系 衛生学・公衆衛生学 特任助教)
橋本晴男(当社団理事、元東京工業大学特任教授、橋本安全衛生コンサルタント合同会社社長)
池田健三郎(当社団理事長)

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大規模災害における避難者の健康と避難所環境について 【全国自治体・防災担当者向け】JAWHO第1回オンラインセミナー|11月27日(水)開催

「空気と水」に関わる環境改善等の取り組みを通じ、人々の健康増進と経済活動の生産性向上に寄与することを目的に設立された一般社団法人日本空気と水の衛生推進機構(JAWHO)は、地域防災の最前線でご活躍される方に向けて「防災・災害時の避難所における空気環境の管理」をテーマにしたオンラインセミナーを開催いたします。

【セミナー概要】

■テーマ:大規模災害における避難者の健康と避難所環境について ~令和6年能登半島地震を踏まえて~
■日時 :2024年11月27日(水)14:00~15:00
■場所 :オンライン
■主催 :一般社団法人 日本空気と水の衛生推進機構(JAWHO)
■後援 :一般財団法人 防災教育推進協会、特定非営利活動法人 公共政策調査機構
■内容 :講演①
    『能登半島地震後の志賀町における避難者のこころと体の健康調査結果から見えた課題』
    金沢大学医学系 衛生学・公衆衛生学 特任助教
    辻口 博聖 先生

    講演②
    『能登半島地震被災地の環境調査および避難所の実態と対策』
    当社団理事 元東京工業大学特任教授 橋本安全衛生コンサルタント合同会社社長
    橋本 晴男

■備考 :石川県羽咋郡志賀町 自治体ご担当者様 参加予定
■参加費:無料
■申込方法:申込フォームよりお申込みください

※申込期限:11月20日(水)

地域防災の最前線でご活躍される方々の情報収集の場としてお役立てください。ぜひご参加をお待ちしております。

※申込期限:11月20日(水)

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橋本理事が第34回日本産業衛生学会全国協議会で座長を務めました

橋本晴男JAWHO理事は、10月4日(金)に千葉県木更津市かずさアカデミアパークで開催された第34回日本産業衛生学会全国協議会において、メインシンポジウム兼4部会合同シンポジウム「人材育成と次世代へのつなぎ:若手部会員が語る各部会の将来」で座長を務めました。

今回の全国協議会のテーマは「一歩先の産業保健を切り拓け!~過去から未来への懸け橋に~」でした。これを受け、学会を構成する専門4部会(産業医、産業保健看護、産業衛生技術、産業歯科保健)の40代前後の若手の各代表から、各部会と専門職の未来について、特に人材育成に焦点を当てつつ思いきり語っていただきたくことを趣旨としました。各演者からは、これまで指導を受けた経験に基づく次の世代の育成方法のアイデア、保健師の専門性を生かした企業内コーディネーターとしての機能、地方で仲間が少ない中でいかに産業歯科保健を浸透させるか、および今後の産業保健教育におけるVR(バーチャルリアリティ)、AIやアニメーションの活用といった若手らしい意欲的な見解が示され、今後の活躍を予感させる新鮮な印象を与え好評でした。

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橋本理事が「安全衛生コンサルタント 」誌に寄稿しました

橋本晴男JAWHO理事は、「労働安全衛生コンサルタント」誌(発行:(一社)日本労働安全衛生コンサルタント会)、2024年7月20日号に化学物質管理に関する記事を寄稿しました。

連載「化学物質管理とリスクアセスメント」-「第9回 測定結果の活用-呼吸用保護の選択」

要旨:わが国の化学物質管理が「自律的な管理」の方向に大きく転換しつつあります。筆者は、この管理を事業場の内外から指導する労働安全・衛生コンサルタント向けに、作業場で化学物質の危険性・有害性を評価する(リスクアセスメント)ための方法を連載形式で解説しています。今回はその第9回目として、呼吸用保護具(マスク)の種類の選択の方法、具体的には作業場で行った有害物質の測定結果にもとづいてどのようにマスクを選択するかについて解説しました。対象となる作業の時間と測定されたデータの組合せに様々なケースがあるため、選択の際に注意が必要であることを強調しました。

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学習のための空気環境についての啓発活動(東京)

8月17日から8月18日にかけて東京国際フォーラムで開催された「東京都私立学校展」にて、学習のための空気環境についての啓発活動の一環として、リーフレット配布を行いました。

東京都私立学校展
◆日時・場所
 東京国際フォーラム(8月17日~18日)

◆対象
 小学生、中学生とその保護者

◆主催
 一般財団法人 東京私立中学高等学校協会
 公益財団法人 東京都私学財団

配布したリーフレット内容はこちら

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橋本理事が第97回日本産業衛生学会で座長および講演を行いました

橋本晴男JAWHO理事は、2024年5月22日(水)~25日(土)に広島国際会議場で開催された、公益社団法人日本産業衛生学会主催の第97回日本産業衛生学会において、産業衛生技術部会の研修会とフォーラムで座長および講演を行いました。

産業衛生技術部会専門研修会「自律管理の時代における技術者と技術専門職の倫理-測定などに関して」:座長

法令改正により2024年4月から「自律的な化学物質管理」が本格施行となりました。事業主には、労働者の安全衛生の確保に向けて正に自律(自ら律する)した倫理的な行動が求められると共に、事業主を支援する技術者や技術専門家にも同様の倫理観が求められます。この背景のもと、日常業務における倫理上の問題を具体的に取り上げ、その対処方法と課題に関しディスカッションを行いました。会場からは複数の産業医を含め多くの率直な事例や意見が出され、この問題の重要さが再認識されるとともに、学会全体の倫理綱領を踏まえて、技術部会独自の行動指針が必要であるという方向で意見が一致しました。

産業衛生技術部会フォーラム「化学物質の事実的管理の実践現場のリスクアセスメントの測定」

演題:「複雑・多様化している測定の選択肢-どう解釈しどう選ぶか,健康診断への連携を含めて」

自律的な化学物質管理が本格的に始まりました。作業場での化学物質のリスクアセスメントがこの管理の中心の課題となり、その手段として測定は最も基本的かつ重要な位置を占めます。今回の法令改正で必要な測定の数が増え、従来からの測定、および今後の「自主的測定」を加えて、わが国の作業場における測定は非常に複雑な様相を呈してきています。そこでこれらの測定について再度整理し、事業場を指導する化学物質管理専門家等、第一線でリスクアセスメントを行う化学物質管理者や作業環境測定士、および健康診断等に関し支援する産業医、産業保健看護職を対象に、総括的な解説をわかりやすく行いました。

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学習のための空気環境についての啓発活動(千葉)

7月27から9月1日にかけて千葉県各地で開催されている「首都圏進学フェア2024 in 千葉」にて、学習のための空気環境についての啓発活動の一環として、リーフレット配布を行っております。

首都圏進学フェア2024 in 千葉

日時・場所
 柏の葉カンファレンスセンター(7月27日~28日)
 幕張メッセ国際会議場(8月3日~4日)
 ホテルウェルコ成田(8月18日)
 木更津市民会館(9月1日)

◆対象
 小学生、中学生とその保護者

◆主催
 NPO法人親子進路応援センター

配布したリーフレット内容はこちら

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北陸放送「MROニュース」でインタビューを受けました

当社団が、金沢大学、日本予防医学会と共に志賀町において実施している「令和6年能登半島震災における避難所の環境整備に関する調査」について、7月21日に北陸放送「MROニュース」にて放映され、当社団理事の橋本がインタビュー対応をいたしました。